まぁそんなこんなで、普通に面白い話だなー、1000年生き残ってる話はやっぱ強度が違うわなーとか思いながら観てた
そうそう結論としては「めちゃめちゃ面白かった」になるんですけど
僕の中で「めちゃめちゃ面白かった」っていう結論が確定したのは、月の人たちが迎えに来たシーンなんですよね。
というか、あの月の人らの奏でる音楽です。あれはちょっと、鳥肌じゃないんだけど、あのシーンが来た瞬間、ブワッってなりました。あいつら、全然おもんなさそう。あんな音楽で迎えに上がってくる奴らの住む月、全然おもんなさそうじゃないですか? 
僕は「きついわ〜」と思って、自然いいよね四季いいよねとか言うてる時にあの感じでどや顔で来られたら嫌じゃない?
せっかく虫の声に耳を傾けてたのに改造マフラーをバオンバオン言わせてやってくるシャコタンみたいな
僕は月の奴らにそういう印象を受けたんですよね。そしてそこから田畑主導による地球の歌?の大合唱。
全然関係ないけど伊集院光はデブだからデブの声やるのうまいな〜と思って観てたけどw
田畑智子はデブじゃないのにデブの声うまかったですね。
不思議ですね。で、そう、あの、月の奴らのもう全然おもんなさそうな「こういうの楽しいやろ?な?どう?こういう音楽、めっちゃ楽しいと思わへん?」と言わんばかりの月の奴らのおもんない歌と、地球の童どものあの歌。
あそこのコントラスト?がなんか堪らなかったのでこれは良い物語だったなと思った。
あと、よくよく観終わってから思い返して気付いたんですけど
かぐや姫が赤子から一人前の女になるまでの一連が描かれてる本作なんですが、かぐや姫の挙動の端々にジブリっぽさというか宮崎駿っぽさが感じられて
ポニョっぽかったりキキっぽかったりナウシカっぽかったりする瞬間が全体通して織り込まれている印象があった
それで最後あのザマなんで、「宮崎駿の理想の女性像みたいなのを体現したって女性は碌なことになりませんよ」
っていうのが高畑監督の見解なのかなと思った。俺もあんな女いねえし、いても碌な男が寄ってこなくて大変だろうと思う。