「ソードアート・オンライン」伊藤智彦監督、「君の名は。」を語る
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−−2016年のアニメ界最大の話題は映画「君の名は。」でした。

試写会に呼んでいただいて、前情報なしで見させていただいたんですけど、
割と圧倒されました。僕は現在「劇場版ソードアート・オンライン」を作って
いますが、劇場作品として比べられるのは嫌だなと(笑)。

見終わって、興行収入200億円を超えるとは分からなかったですけど
「売れるな」と思いました。

深夜アニメ寄りのアニメーションって、高校で考えると、40人いるクラスで
人気がない3人が、現実逃避したり、自己実現をさせるためのアイテムなのに
「君の名は。」は残りの37人を巻き込んでいる。
リア充に向けた映画なんです。
リア充がこぞって行ってしまったので、残りの3人は立つ瀬がない。

昨今、実写映画を含めて、リア充に属する子が見に行けるものをアニメが
提供できなかったのではないかと思います。
ジブリのような家族連れではなく、中高生に向けてフィットしたアニメ映画が
できるというのはエポックメイキングでした。