>>92
それは広瀬隆の陰謀論だよね。

確かに周辺事情に広瀬氏もピックアップした事実はあっただろう
けれど、戦争に対する海外の見方が多くの日本人と違って
「戦争は自然現象ではなく人間が選択しない限り起こらないもので、
起こったことには必ず責任を持った人間の判断があるはずだ」
という考えがベースにあり、それに目をつぶるのは故意に責任から
逃れようとする犯罪的態度だとみなされるのも事実だ。
近代国家において市民としての権利を持っていた国民が、国民の
承認を経過して実施された戦争に関して「あれは国が勝手に
やったことで自分は関係ない」などと言ったら、「では、あなたは
当時明確に反対の意思を政府に示したわけですね?」と言われる
だけの話になる、それが欧米の基本常識のようだ。

黒澤明の「八月の狂詩曲」にすら、同じような「日本人の被害者の
立場だけを描いているが、クリエイターとしてそれで良かったのか」
という質問が浴びせられ、黒澤を怒らせている。

戦場で上官の非人間的な命令に唯々諾々と従う日本人に対して、
海外の軍人や戦史研究家がよく使うのは
「道徳・良識に基づいた勇気の欠如」
という言葉だ。
周囲の目を気にして言うべき事を言わないという判断をしたのは、
結局のところその人間の責任下の行動であり、それは事情によって
容易に「犯罪」として処断される。それが欧米のコモンセンス。