アニメでは典道が四回もしも玉を投げて世界改変することで、どんどん成長している。
以下は物語の核、典道の成長について、そしてクライマックスについて述べる。
一回目、原作と同じく、なずなが母によって引き戻されるところ、アニメでは画面と演出まで再現されています。
この時典道がなにも行動しなかったため、「もしも、俺が」
二回目、典道がなずなと駅に着き、なずなが着替えたあと、母と再婚相手のおっさんに見つかれる。
典道が反抗しようとしたが、何も考えずおっさんの足をひっぱたので、おっさんに殴られ、負けた。
三回目、おっさんおこぶしを交わして、なずなを連れて列車に乗る。
だがこんどは考えが甘かったので、なずなと二人で列車にいるところ、四人組となずな母に見つけられ、あとをつけられ、二人きりの花火をみれなかった。
四回目、もしも玉の力で、ファンタジーの世界、二人きりの世界に行く。
ここで、二人きりの夏を実現したが、それはもしも玉の力で、典道自身の力ではない。
だから典道も、この世界がおかしいよ、このままではいいかなと疑問を持つ。
そして、酔っぱらった花火職人がもしも玉を拾って、それを尺玉と勘違い、花火として打った。
もしも玉はここで砕けた。ファンタジー世界は解除され、もしも玉のかけら(一つ一つに「もしも」、ifの世界が映されている)が舞い降りる。
典道が一つ、自分となずながキスしているかけたをつかみ、それか手のなかで溶けていくのを見て、悟る。
もう「もしも」なんってない、自分がやらなきゃ。
そこで、典道が海に潜り、なずなを抱きしめる。
なずなにはもちろん典道のタイムスリップについては知らないし、もしも玉は粉々になったのもわからない。
だから典道と海の中でキスし、抱きしめた後、次回はどんな世界で会えるかなとのこして、海から上がる。
最後のループで、なずなも列車で母がどれだけ自分を心配し、泣いているのかをみたので、
そして「やっぱり家出なんかできない」と言ったので、ここでなずなは母のところに帰り、そして転校し町からでるはず。
最後に典道と二人きりで夏を過ごし、花火を見るという願いも叶えたし。
ただ、四回のループを経て、そしてファンタジーの力を頼ることもできない今、典道はもう男の子から行動力のある大人になった。
だから最後、夏休み明けで出席を取るところ、なずなはもちろん母親につれられて転校したが、
出席名簿にまだいる典道が、たぶん自分の判断で、行動して、なずなを探しに町をでただろう。
原作の「何も変わらないが思い出になる夏の一日」が、「なずなが出ていくのが変わらないが、典道が成長する、思い出の夏」になった。
クライマックスが難解とレビューした人が本当によく見たのか?
つまらないという人は典道の成長を吟味したのか、なずなが母の心配顔をみて心境の変化を吟味したのか。それとも見てなくてただのアンチなのか。