貴樹は女に振られたのだからうろうろしてるのはまあ自然だ
水野との未来は閉ざされてしまったのだから、思いは過去に向かうしかないだろう
明里は夫との未来が開けたばかりである

つうかここはな、そもそも遮断器が降りてから電車が来るまでが短かすぎるんだよ
現実にあんな踏切があったらおっかなくってしょうがねえ

作家は踏切に象徴的な意味を込めたかったので、すれ違って一瞬振り返るだけにしたのだ
振り返りはするが後戻りはしないしそもそもできないのが人生というものである、と

その結果こういう不自然な描写になって、明里はやましい気持ちを抱えているのでダッシュで逃げたのだ
という解釈が可能になってしまう

たぶんそこは狙ってないんだと思うが、たしかにそのほうが自然だw