>>268
新海本人の旧いホームページの彼女と彼女の猫の製作ノートにあった自主製作に当たっての企画書みたいなもの。

製作目的が個人で見映え良いムービー作って世間をあっと言わせるにはセルアニメ形式が安上がりで見映え良くてベストみたいな
事が書いてある。



■作品の目標
 大作ゲームに代表されるような、大手資本によるデジタル映像に拮抗しうるものを個人で作成すること(「あのムービーより全然
すごくはないけどこっちの方が好き」と言ってもらえるもの)。その際、期間・機材を含めた制作コストが極端に大きくないこと。完全
に「大人」をターゲットにし得るクオリティを達成すること。
 現時点で可能な映像は、3DCG、手書き、実写のほぼ3択となる。3DCGは手間が膨大で、一定以上のレベルを目指すと個人の場合、
特に期間的に現実的ではない(個人的なスキルの問題ももちろん大きい)。実写では「デジタル映像」の範疇から微妙に外れるし、シナ
リオそのものに対する評価がいきなり厳しくなる。手書きを選択すれば、セルアニメが30年かけて築いてきた、記号化された映像文法
がそのまま利用できる。そこで、手書きのアニメーションとする。
 抽んでた完成度を実現するため、また、期間的なコストを削減するため、手書きの絵の作成にはデジカメなどの実写資料をフルに
活用する。絵からできるだけ嘘を排除し、現在の現実をそのまま抜き出したようなリアリティを獲得することを目指す。ただし、
一般受けするメジャー感を常に意識した、さっぱりした絵柄にする。


本人の製作ノート
ttp://www2.odn.ne.jp/ccs50140/cat/index.html

彼女と彼女の猫
https://youtu.be/8-ANtYTLMIY