欧米には「大人が普通に漫画を読みアニメを見る」という文化がそもそも存在しない
だから、「大人(青年)が読むリアルな漫画とは、リアルなキャラクター作画によるものである」
というところで止まってしまっている
日本はそこから先に進んで、「真に精神的に大人な人間が読む漫画において、リアリティとは
リアルなキャラクターではない。ストーリー、演出が優れていることがリアリティを生む」ということを自然に理解している
優れたストーリー、演出を漫画、アニメにおいて実現するには、いわゆるリアルなキャラクターというのは
むしろ邪魔になることがある。従って読者の想像力をより広げるために、リアルなキャラクターではなく
シンプルな線による簡素なキャラクター設定がなされることが多い
欧米でこういったアニメが受け入れられ難いのは、そういう文化的齟齬の問題があると考えられる
シンプルなキャラクターだから、低年齢向けのものであるという勘違いや、内容が薄く見られがちということが起きる
結局、この映画が欧米で正当な評価を得るには数年〜数十年かかるだろう