アニメ業界人の感想


最近の映画記録、「君の膵臓をたべたい」のこと。
だいぶ前に試写で鑑賞。
思ったよりも悪くないが、大人が見るにはややキツく、原作好きなティーンなら楽しめるかも。
実写版を受けての後発なので、とにかく原作に寄せるのがコンセプト。
このアニメ版を見ると、実写版が頑張っていたのだと分かる。

お話については略。
実写版にあった大人パートが無いので、ややウザいヒロインとスカした主人公のトークが延々と続いてちょっと耳が疲れる。
実写版は大人パートで配慮をしていたのだなあ。
原作のloundrawキャラは瞳が小さくてやや表情の幅が狭く、感情の起伏に乏しい。

終盤でいきなり厨二モノローグ演出解禁など、ちょっと場当たり的な面も。
音響的にはどんな場所のシーンでも、常にデッドで同じリバーブと音量のダイアローグが張られていて、吹替映画みたい。
音楽もいま一つ。
キャラの感情モードが一本調子な映画って、疲れますね。