>>456
場面転換するさいに暗転を挟むとか
そういうちょっとした工夫で時制の表現はグっとよくなる
そしてそういう細かな工夫は熟練の演出家じゃないと出来ない

この映画はほとんどの場面転換がショックカット(何の前触れもなくカット同士が繋がる)になってる
まあおっこが現実を直視出来てないことを表現するためにリアルと幻覚の境目を無くしてるせいもあるんだけど

クレイマークレイマーでは劇中節目で同じ道を歩くシーンが出てきて
そこで登場人物の心理的な変化や風景の変化で季節が変わっていってることがわかるようになってる
大抵の映画は短期間の出来事を描くもので、長期にわたる物語のほうが時間間隔を表現するのが難しい
だから物語内の経過時間が一年間など長期にわたるものはこうした工夫が必要になってくるけど
この映画はその辺がかなり弱いことは否めない