前情報は予告見る程度で観てきたけど結構楽しめた。
ポニョやシェイプオブウォーターのような「あちらとこちら、それを繋ぐイマジナリーフレンド」映画と
時かけ、打ち上げ花火の「倒錯青春モノ」、それにインテリジェンスを足してく池澤夏樹っぽい感じかと思いきや
終盤はセカイ系的な「個人的なウジウジが宇宙の真理に直結してる」展開。
それを4℃顔のバアちゃんがそのまんまセリフで説明する親切設計。
お祭りのときにイマジナリーフレンドとのバディ物である仮面ライダーWが見切れてるとか小ネタもあってよかった。

ただ、うまく纏まってるけど更新するものではなかったかな〜と感じた。
ヨナ書モチーフの産み直しの話は主人公の名前がまさしく「ヨナ」のガンダムNTのほうが上手だった。
特に致命的なのが「劇伴が客観的」だからルカちゃんにライドできない。
つまり主人公が何を感じてるのかを「観客が他者として寄り添って」感じないといけないつくりなんだよね。
最近のトレンドを追随するなら同化効果でエモーショナルを乗っけてくスタイルじゃないと観客は置いてけぼりになる。
異化効果連発(どこ見てるかわかんない)で自己移入できないからサブカルが好きそうなアート系映画に留まってしまった印象。
ただ一人一宇宙っていう着地点は仏教的で良かった。
ルカちゃんが将来4℃顔のバアちゃんにならないことを祈る。