哲学や死生観の問題でなく、海獣の子供は作劇の方法論としてダメ

主人公個人の課題(家庭や学校の問題)と、中盤のガールミーツボーイや不思議体験が
全く連結されてない。主人公の課題が中盤ぶっつり切れて、ラストで親やチームメイト側の努力
(つまり他力本願で)いきなり解消するって展開で全く着いていけない

ナウシカだったら、まずナウシカ自身の課題が腐海で侵食される祖国だし
そこへ腐海の研究、王蟲とのコミュニケーション、誤った解決方法へ邁進するトルメキアとの対立と
課題と中盤の戦いや努力が綺麗に連結してる
そしてラストは王蟲との和解によって谷が救われ物語は美しく完結する

ぶつ切りで着いていけないから「わからない」のが海獣の子供
高尚なテーマに一般人が着いてこれない、なんてのは思い違い
単にストーリー展開がキレギレで観衆が着いてこれなくなってるだけ