桜「あぐあぁっ!!?」

内側から膣口がこじ開けられる感覚に、少女の体がびくんっと跳ね上がった。
黒ずんだ塊が、ギチギチと穴を拡張しようともがいている。

━━━方法はいたって単純

体内で産まれた仔蟲が力を合わせるようにして、出口となる穴に一斉に群がったのだ。
結果、少女の膣は驚くほどの勢いで拡げられ、数匹の仔蟲を一気に外へと吐き出した。

桜「はがっ! あ、ぎゃっ、ああああああああっ!!!!!」

股関節が砕け散るかと思うほどの激痛が、少女の下半身を突き抜けた。
本来の出口の大きさに対して、そこを通ろうとする物体のサイズが明らかにオーバーしている。
まだ、本物の出産の経験もない少女にとって、それは性器が破壊される感覚そのものだった。

桜「がっ、ぎ……ひぎっ…………ぃ………………ッ!!!」

一匹目が産まれると、あとは津波のような勢いのままだった。
二匹目、三匹目、四匹目――と、少女の裂けた股間から仔蟲が産まれ、床の上を這い始める。

途中から床面が濡れ始めたのは、どうやら少女が失禁したためらしかった。

臓硯「ふむ、六匹…その幼さでこれだけ産めるとは。流石は遠坂の血筋というわけか……」

さすがに真面目な顔付きになって、間桐臓硯が産まれた仔蟲の数をかぞえている。
期待していた数に届いたのか、それは本人にしか分からないが、表情はそれなりに満足げだった。

臓硯「この調子で育てていけばマキリも安泰じゃわ、カッカッカッカッ」
暗く陰湿な蟲倉で老人の狂喜に包まれた声が響くなか、
床で痙攣してた少女は、この家に来る一週間前に姉から貰ったリボンをただひたすら握り締めていた。