>>406
冨岡義勇が初代工場長であった冨岡第2製糸場では、水が流れるように蚕が糸を吐き出していき、それは万人が「まるで水のような呼吸をしているみたいだ」と感嘆したと言う。

なお、蚕の繭から作った絹を英語でシルクと言うのは、大正末期にアメリカ産業庁長官が製糸場を視察していた時、鬼のような獣に襲われたが、二代目工場長(初代の息子)が「水の呼吸十八の型。士流来(しるく)!」と不思議な呟きをしながら、日本刀で獣の首を切り長官を助けたことに非常に感謝し、絹糸をシルクと名付け大量に輸入し出したことに由来する。
引用 民明書房刊「日本の絹産業を助けた鬼切りの刃」