閉じ師がなぜ家系としてあんな呪われた仕事を世代を越えて続けなければならなくなったのか、基本的人権と人格の尊厳を有する近代人であるはずの草太やその祖父がなぜ続けるのか、わからん

なぜ陰に隠れて大して報われない
(勲章があったということは天皇家のためにやっているということ、つまり天皇家の部民で、現在の被差別部落民の一つの主要な流れに閉じ師が属すると高い蓋然性を持って推測される)
仕事を続けるのか、
つまり「裏天皇」として天皇家の3K仕事のみさせられるという被差別民としての古代以来の過酷な生き方でない近代日本人としての生き方を選ぶこと、
要はビジネスとして閉じ師を展開すること、できたらみみずのエネルギーを産業用に活用する道を探ること、閉じ師ネットワークによる監視体制を日本全土に構築することでSDGsと安全安心繁栄の日本の未来を作っていくこと、
そのことでカネと名誉と平凡に暮らす幸福を手に入れることを、草太ら閉じ師はなぜ選択しないのか(監督はなぜ選択させないのか)、つまり被差別部落民としての生しかないのはなぜなのか

そして作品としてこれを大前提として肯定的に感受される作劇をしたのだから、監督は被差別部落民の歴史的な生き方をこれからを担う若い世代に奨励していると批判されても仕方ないはずだ
ここ70年以上の興行界では非常にセンシティブな事柄であるこれらが、本作では看過されているのか、わからん