>>45
おジャ魔女の魔女を辞めた魔女の話とか、脚本は別の人だが主人公を誘った女性は子どもの主人公の将来より自分のエゴで誘ってるし、話を聞いた主人公も本気で女性についていく気だった
最終的に女性は主人公置いて去ってるが、女性は主人公に残酷なまでに不老不死の人生を突き付けてる
が、逆にどんなに厭世的な感情を幸福かのようにぶつけていても主人公とは二度と会わないから、細田の演出によりこれ以上なく魅力的な一期一会の話に仕上がっている

一方で未来のミライの両親は父は子どもにとって危険な家建ててるし、本作のケイ達の父も児相追い返せる程には良い家族像を演じているようにしか見えないが、父も犠牲者というはずなのにその父の内面が描かれることも救われることもない
映画後もクンちゃんはその両親と暮らすし、ケイ達の父だって息子達に戦うよと言われても普通の親というなら家族と暮らす道を探すだろう

すずは母との対比のためだけに大人の同行断る形で単身で行かされ、この演出によりどんな理由を付け加えてもすず周りの人間は薄情となってしまう
それまで理解者然としたふるまいをし、この先もすずを見守るであろう人間達が、だ

結果作中では家族愛に溢れる人達、あるいは普通の人のはずが内心酷薄な人間と描写出来てしまう演出はどれも申し分なく
監督は脚本を単独で続けるなら家族愛など意識せずに済む退廃的、厭世的な人物たちの物語こそ光るはずだ