自分がいちばん好きなシーンはたまきおばさんがすずめを散々罵ってして「私の人生返してよ!」と言ったところ
あれは本音であって本音じゃあない。人間誰もが持っている弱いところが思わず出てしまった、という感じでその人間らしさが描写されたのが良かった
本当にすずめが憎いなら毎日あんな凝ったお弁当を作ってあげるわけないし、仕事休んでお金と時間と手間をかけてすずめを必死に探して連れ戻そうなんてしない
むしろ「いなくなってくれてラッキー」くらいに思って放っておく。姪ではなく血の繋がった実の娘であってもそんな毒親は実際にいる
東京ですずめに会えてからもすずめに着いていってあげた。つまりすずめのわがままに付き合ってあげた
そこまでしているのにすずめは(事情は話せない、帰れないやむをえない理由があるとはいえ)わけのわからないことばかり言って自分の言うことを聞いてくれない
そりゃあ爆発するよ。それにたまきおばさんが言ったことは全て事実であることも確か。すずめがいるせいで婚活さえロクにできない
でもそれって言い訳でもあるんだよね。たまきおばさんもそれはわかっている。でもすずめがあそこまで身勝手ならすずめのせいにしたくもなるわな
そんなに強い人間なんていないよ。むしろあの場面になるまでよくすずめのわがままに耐えたなとさえ思う
そしてその後はまたしっかりとすずめを助けていた
本編の流れとは直接関係ないシーンなんだけど、あの人間らしい人間の描き方が大好き