見てきた

前回はシナリオテーマ重視だったけど
今回は本当に演出重視な感じだな
映画館でのオーケストラは圧巻だったし
音楽文明&非音楽怪物っていう設定はシンプルだけどめっちゃ秀逸だった
人類(とミーナに連なる者)の音楽文化が総力で怪獣を倒すってのは
人類そのものへの賛歌みたいな壮大な展開でとてもよかった
映画館で見てよかったと思えるトップクラスのドラだった

まあ不満もないわけじゃないが
まずミーナの存在感をもっと上げてほしかった
設定はすごくいいし白鳥シーンで充分に伝わるけどだからこそもう一声
初対面のミッカにいきなり笛を預けるってのは無理が多すぎる
その笛も結局あんま役に立ってないしこの辺もうちょっと練れただろ
中盤ワーグナーが食われたりベートーベンが壊れてるシーンとかあんま必要ないし
その尺で人類とミーナの関わりを掘っておけば最後の総決戦もっとイケたと思う
なんなら最後に「『人類』を舐めるなよ下等なクラゲが」くらいのタンカを切ってくれ…!

あとは個人的な好みの問題だけど
のび太の縦笛そこはちゃんと練習してまともな音出そう
折角世界設定キッチリしてるのにのび太のこの音こそが最後のピースでたまたまハマったとか非常にわざとらしい
他のメンツがあっという間にプロ級になるファンタジーとの兼ね合いが難しいのはわかるが…
ミッカの「ピカッとひらめき(うろ覚え)」のキメセリフとか正直浮いてる
なんか今回は全体的に「ドラえもん映画向け」に調整した所に違和感あるんだな俺

個人的にパラダピアに続くA級ドラだった
ただS級になれる伸びしろは絶対あったからそれは本当に惜しい…