この映画、バランス感覚が凄く良いんだよな
小説版だとジャイアンとスネ夫の処刑のシーンが映画より濃厚に書かれてて、二人が最後に命を諦めて覚悟を決めて重い会話をする場面あるんだけど
これ映画でやってたら絶賛されてただろうけど、それと同時にかなり重くなってただろうとも思う
クレアとマイロももっと恋愛要素も出してたら甘酸っぱくて良かったって喜ぶ人いただろうけど、かすかにそう思える程度で済ませてる
絵クレアの消失シーンもそんな大仰に演出せずにさっさと本物クレア帰還シーンに繋げてる
ラストでクレアとマイロに「ぼくたちずっと友達だよ」みたいなお決まりのお別れシーンもやれただろうけどやってない

出来の悪い映画にありがちな、押しつけがましさがないんだよ
だから視聴者は本当に自分の中から湧き上がって来る気持ちを楽しめる、本当にバランス感覚に優れた作品だと思う