>>401
恋愛要素は多分にあるよ、異性愛も同性愛も(百合というよりほぼレズだと思う)

恋愛的な感情が描かれないのはルイ君だけで
きみちゃんはまずどう見てもルイ君に惚れてたし、トツ子はきみちゃんにめちゃくちゃ執着してる

ストーカーまがいの捜索できみちゃんと再会してからのトツ子の距離の詰め方、土天アーメンの歌詞の内容などなど、
極めつけはED後の最後のカット、きみちゃんの手を引いて抱き寄せるトツ子
この映画は「男に惚れてしまった女に惚れてしまった女が、自分の意中の女をゲットした話」だという解釈も十分に成り立つ
(トツ子の歌詞にあった「三体問題」は解決不能の問題だが、この映画ではルイ君の退場によってニ体問題として解決可能になる
こういった理数系のネタでテーマの補強をするのはリズとも共通する手法)

この辺をもっとドロドロドラマチックなエンタメで描くと分かり易いが、あくまで繊細なオブラートに包んで儚く綺麗に描くのが尚子流
「自分が好いた女を男に取られてしまった」みたいな本人の経験込みかもわからんし、私小説的というのはその通りかも知れない