これ、最初の予告編の暗さもだが、芦田愛菜の声がクールビューティーな大人の美女に合ってないのと、岡田将生の棒読みを聞いてしまった時点で、お金払ってまで行く作品ではないと思われたのが、初日からガラガラの原因だろうな。

予告編流したのも鬼滅やチェンソーの前だったから、あの予告編観た後で、無限城の圧倒的な映像空間、上弦達との激しく美しい戦闘、狛治の悲しすぎる人生と最後の救い、
デンジとレゼのプールや夜店や花火での少年少女の淡い恋愛、想像不可能な状況連発の大アクションを観たら、とてもこれ観に行く気にはならんわな…。

慌てて出した第2弾の予告編も、過去の細田作品を羅列したのは、今作は過去作にあやかろうという意図が見え見えで逆効果だった。
トドメは、少しだけ映った渋谷ダンスで、唐突に入ったあれでみな地雷臭を感じ、実際、渋谷ダンスはカオスだったからな…。

どうしてもスカーレットと聖を渋谷スクランブル交差点で踊らせたいのなら、鬼滅のエピローグのように映画の最後で、
スカーレットが現代日本に子孫の緋子ちゃんとして転生して、聖くんとキャッキャウフフアハハなイチャイチャラブラブ学園生活を送り、あの通り魔を緋子ちゃんが蹴り飛ばし取り押さえて聖くんを守り抜き、
晴れて2人は夫婦になり、渋谷でダンスして周りから祝福される…という展開にしたら、それほど不自然ではなく、インド映画と言われもしなかっただろう。

実は、個人的にはあの渋谷シーンは本当に来世のスカーレットと聖の姿で、今世で結ばれなかった2人が来世では渋谷でラブラブな夫婦になる未来なんだと思ってる…。