今回の映画では、シェイクスピアの『ハムレット』やダンテの『神曲』をモチーフにしています。ダンテの『神曲』は高校生のときに読んで非常に衝撃を受けました。この作品はタイムリープのようだと思ったのですが、地獄に入ることで歴史上の偉人や様々な存在に次々と出会える構造がとても面白いと思ったんです。今回の映画にも、その影響の断片が散りばめられていると言えるかもしれません。

ただ、『神曲』の魅力はそれだけではありません。一神教の世界観が色濃く反映されていますが、それを超えて人々の魂が救われることを願う普遍的なテーマを描いており、中世の人々が抱いていた思いが伝わってくるんですね。ドラゴンが何を象徴しているかについては、観客それぞれが自分の考えや感じ方で解釈するものだと思います。

ダンテ読んでないんだけど…そうなの?