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https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1762482653

──『果てしなきスカーレット』の「果てしなき」という言葉にはどのような思いが込められているのでしょうか?

細田:「果てしなき」というのは、文字通り「終わりなき」という意味とも取れると思います。終わりなき争いが続いていくとも言えるし、逆に捉えれば、終わりなき試み――つまり争いを終わらせようとする努力が続いていくとも言えるんですね。

例えば肯定的な意味で捉えるならば、「果てしなき」というのは、永遠に続く努力や挑戦の象徴でもあると言えるでしょう。一方で、人間はある種「呪われたように」果てしない争いを続けていくものかもしれない。どちらの解釈にも問いを投げかける言葉として、このタイトルに込めたつもりです。

また、具体的にはスカーレットというキャラクターが16世紀の王女であるという設定から、その生がその後の時代や状況にも繋がっていく...そうした意味での「果てしなさ」を感じていただければと思っています。この映画が描くのは、スカーレットだけの物語ではなく、私たち人間全体の物語だと思っています。

今の私たちの世代で解決できないものがあったとしても、その後の若い世代、新しい考え方を持った人々がその先を紡いでいくのではないか。そして彼らが希望を見出してくれる可能性があるという祈りや願いを込めて「果てしなき」というタイトルを名付けました。