B氏は、「『果てしなきスカーレット』は、冒頭の導入時点で観客を置き去りにしている」と指摘する。

本作の冒頭では、とある老婆がスカーレットがいる死者の国について説明するシーンがある。にもかかわらず、死者の国という世界観にはあらゆる疑問がつきまとう。実際、本作の口コミを見てみると以下のようなコメントが目立っていた。

「死者の国に、スカーレットの時代の人ばかりがいるのはなぜ?」

「死者の国なのにどうして飲食が必要なの?」

「既に死んでるはずなのに、懸命に生きようとする理由は?」

「もう死んでるのに復讐する意味あるの?」

B氏いわく、作中で感じた疑問が解消されない時点で、観客が物語に入り込めなくなるという。さらに「どういうことを見て」「どう感じたらいいのか」が整備できていないので、ただただ観客を置き去りにしてしまっているのだ。


現役脚本家が証言「『果てしなきスカーレット』は脚本作りの"反面教師"になった」…《アニー賞ノミネート》も謎?プロを驚かせた「拙さ」の正体
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