月人は、地球の生命のように月で発生したとは考えにくい。
電子生命が存在し続けるには電気回路が必要になる。
電気回路的なものが奇跡的に自然発生したとしても、中のプログラムは外の現実世界にアクセスできない。

月人は宇宙人が持ち込んだと考えるべき。
宇宙人から見れば、空気があって地殻活動もある地球よりも月の方が安全に着陸できる。

航行不能になった宇宙人が月に不時着し、太陽光で発電・充電し続ける電気回路を設置し、
自己更新機能のあるプログラムが学習と自己増殖を繰り返し、社会と文明を築いたと考えられる。
外には宇宙人が遺した道具やロボットなどがあるため、それを操れば現実世界にもアクセスできる。
とはいえ外の世界を動かすには有限の資源を消費することになるのでめったにできない。

自己増殖のミスで、過剰な自我を持った個体が現れ、その個体が外の世界への移動を企て、
本体の電気回路から自己消去する際に、何か重大な改変をしたのだろう。
そのため、どうしても連れ戻す必要があった。