ほむらは「未熟」「幼稚」で、まどかへの執着を手放すことが成長だと言われるけど、
そもそもまどかの願い自体に尊大さを感じる。

あの願いが叶ったのは、ほむらのループによって膨大な因果が集中していたからであって、
叶えられる力があることと、その救済が正しいことは別では。

自分を犠牲にして家族や友人と永遠に会えなくなってまで、
会ったこともない全ての魔法少女を自分が救うという選択には、異常性を感じる。
身近な人に対してあまりにも酷く残酷だと思う。最終回でタツヤとかお母さんは覚えていたし。

結局、自分が正しいと思う救済を全宇宙に押しつけているだけではないのって思う。
セルマのように本当は愛されたかった人を魔女化直前に回収しても、その根本的な願いは満たされないし。

ほむらの執着だけを否定して、まどかの自己犠牲と博愛を正しく美しいという結論は違うのではと思ってしまう。