でも実際これ切ないより怖いよな
ほんとは2人だけの世界作りたいけど自分と遊んでくれるわけじゃないから仲良いやつも置いてあげよう私は離れて見てようそれで満足って

斎藤:私、『叛逆の物語』のときから思っていたんだよね。ほむらは、まどかと二人だけの世界を築きたいはずなのに、なんだかんだ言いながら、さやかを親友としてまどかの隣に置いてしまう。その、ほむらの幼さのようなものが、とても切なくて。可愛いんだけど、切ない。

悠木:ものすごく可愛い猫を飼ってきたのに、自分と遊んでくれるわけではない。「じゃあ、このおやつなら喜ぶかしら」「もう1匹、猫が必要かしら」と、少しずつ足していく。でも、その結果、自分が思い描いていた環境とは違うものになっていく。そういう感覚なのかもしれませんね。

斎藤:だから、“まどかが幸せになるための環境として、さやかを置いているんだと思うと、すごく腑に落ちました。本当は、自分だけを見てくれる世界だって作れるはずなのに。それでも、少し後ろからまどかを見つめてしまうほむらが、切なくて。