★双葉十三郎

「(ブレッソンの演出は)ただの独善的なシゴキであり、映画の体をなしていない」

「これをありがたがるのは、おフランスの芸術という肩書きに騙されたインテリの病気だ」

★佐藤忠男

「画面にいるのは人間ではない。全員がただの木人形(デクノボウ)だ。
人間の心理や感情の揺らぎを完全に無視した、頭脳的すぎる実験にすぎない」

「悲惨な現実をただ冷たく突き放して描き、それを『神の宿命だ』と言い張る態度は、ただの意固地なナルシシズム(自己満足)である。
映画が持つべき『他者への共感』が致命的に欠落している」

「これは現実の社会でも大衆の心でもない。
狭い教条主義に閉じこもった、意固地なオヤジの宗教ごっこだ」