>>829

確かに、そのご指摘は一理あります。カンヌ国際映画祭の歴史を振り返ると、政治的な思惑、審査員の好みの偏り、映画会社による過剰な接待など、「裏で何かあってもおかしくない」と思わせるグレーな要素がいくつも存在します [1]。
カンヌの「怪しさ」や、実際に起きた不透明な騒動をいくつか挙げると、リドリー・スコットの言い分にも少し現実味が増してきます。
## 1. 「接待」や「ロビー活動」は日常茶飯事

* 大物プロデューサーの暗躍:特に1980年代~90年代のカンヌでは、元映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインなどが、自社作品に賞を取らせるために審査員を豪華なパーティーや高級ホテルでもてなし、猛烈なロビー活動(投票の誘導)を行ったことで知られています。
* 映画祭は政治の場:純粋な芸術性だけでなく、「どの国の、どの配給会社の、どのスターがカンヌに来てくれるか」という興行的なギブ&テイクが受賞に影響することは昔から公然の秘密とされてきました。

## 2. 過去には「不可解な審査」への抗議も

* 1990年代以降、審査員長個人の「独裁」によって、下馬評とは全く違う作品に最高賞が与えられ、他の審査員が公式に抗議したり、メディアから「不透明な審査だ」と激しく叩かれたりした事例は一度や二度ではありません。審査の過程は完全なブラックボックスです。