>>900


映画『インソムニア』(2002)の詳しいあらすじ(前半から結末まで)を解説します。
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## 1. アラスカへの赴任と事件発生
ロサンゼルス市警のベテラン刑事ウィル・ドーマー(アル・パチーノ)と相棒のハップは、17歳の少女が惨殺された事件の捜査協力をするため、アラスカの田舎町ナイトミュートへ赴きます。
当時のドーマーは、LAでの過去の捜査を巡って内務調査官から追及されており、精神的に追い詰められていました。
さらに、アラスカは一日中太陽が沈まない「白夜(びゃくや)」の季節。ドーマーは夜になっても眠ることができず、徐々に思考能力を失っていきます。
## 2. 致命的な誤射
ドーマーは卓越した推理力で犯人を罠に誘い込み、深い霧が立ち込める海岸へと追い詰めます。
しかし、視界不良の中で銃影を見たドーマーは咄嗟に発砲。駆け寄ると、撃たれて倒れていたのは犯人ではなく、相棒のハップでした。
ハップが内務調査で自分に不利な証言をしようとしていたため、「自分がわざと撃ったと疑われる」と恐れたドーマーは、咄嗟に「霧の向こうから犯人に撃たれた」と嘘をつき、証拠を偽装してしまいます。
## 3. 犯人からの脅迫
相棒殺しの罪悪感から、ドーマーの不眠症はさらに悪化します。
そんな中、彼の元に一本の電話が入ります。それは少女殺しの真犯人である童話作家、ウォルター・フィンチ(ロビン・ウィリアムズ)からでした。
フィンチは霧の中で「ドーマーが相棒を撃った瞬間」をすべて目撃していました。フィンチは「お互いの秘密を守るために協力し合おう」と、ドーマーに狡猾な心理戦を仕掛けてきます。
## 4. 歪んだ共犯関係
不眠症で幻覚を見始め、正常な判断ができなくなったドーマーは、フィンチに翻弄されます。
フィンチは巧みな工作で、少女殺害の罪を「被害者の交際相手の少年」に着せようとします。ドーマーはそれが冤罪だと知りながらも、自分の保身(ハップ殺しの露見を防ぐため)のために、フィンチの偽装工作を黙認せざるを得ない状況に追い込まれます。