>>656

町の住人が集うテニスコートの管理人で、マチルドとベルナールの激しい恋を見守っていたマダム・ジェーヴは、2人の墓碑銘として、このように告げる。

「あなたと一緒では苦しすぎる。
でもあなたなしでは生きられない。」

解説

パーティーの席でマチルドのドレスが椅子に引っかかってすべり落ちてしまうシーンは、
ハワード・ホークス監督の『赤ちゃん教育』からの引用。
マチルドの夫の職業が航空管制官なのは、
エリック・ロメール監督の『飛行士の妻』への目配せ。
ベルナールがマダム・ジェーヴに語った
「女のために自分の腕を切り落とした」男の話はトッド・ブラウニング監督の『知られぬ人』。
ベルナールが妻と一緒に見に行った映画はマイケル・カーティス監督の『歩く死骸』。