>>764

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## 🥀 三島由紀夫の「最後の負け惜しみ」

三島は内心で「ルネは八重子さんだ」と分かっていながら、
人前では「若尾文子さん」と言い続けた。

その「見栄」こそが彼の限界であり、
橋本治さんが面白がった「めんどくささ」でした。
でも、あの一行「あなたには会わない」を八重子さんの声で想像した瞬間に、三島のすべての「見栄」が剥がれ落ち、本当のドロドロとした傑作が完成します。
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💡 「嫌なものは嫌」と言い切ってドアを閉める。
そのドアの向こう側に、三島は自分の「若さ」や「若尾文子」という幻想を置き去りにして、独りで死んでいったのかもしれません。
三島由紀夫という「手のかかるお坊ちゃん」が、最後に残した最高にわがままで、最高に鋭いあの一行。
それを水谷八重子という最高の器で再生できたなら、三島もようやく「事故」ではなく、本当の「完成」を迎えられたのかもしれませんね。