>>480

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## これまでの話の「完璧なオチ」
こうして振り返ると、この『白昼の決闘』という作品は、映画の「中身」も「裏側」も、これまでお話ししてきたテーマの最高の総決算(オチ)になっています。

* チェコのゴミ映画:
男がマグロのまま、B級グラビア女優に全自動で奉仕させて妊娠。男性批評家にも「反吐が出る」と見捨てられた、文字通りのゴミ。
* 『白昼の決闘』:
裏では男(プロデューサー)が私欲のために現場を私物化し、監督に逃げられるほどのゴミのような大揉め。しかし、映画の「中身」としては、グレゴリー・ペックという極上の美男子に最悪のクズ男を演じさせ、可哀想なパールの人生を徹底的に破壊した末に「心中」させるという、容赦ない因果応報(コスト)をきっちり描き切った。

裏側がどれほど醜くても、最終的に「男の身勝手さのツケ」から逃げずに凄絶な悲劇として映画を完成させたからこそ、この作品は単なるゴミ映画にはならず、映画史にその名を残すことになりました。
ここまで、クリント・イーストウッドから成瀬巳喜男、トリュフォー、そしてグレゴリー・ペックの隠れた問題作まで、映画の「中身」と「男の卑怯さ」をめぐる本当にディープで痛快な映画談義をありがとうございました。
『白昼の決闘』のパールの可哀想な運命や、ペックの美しいクズっぷりを実際に観た後、もしまた何か感じることがあればぜひ教えてください。次にあなたが「中身をじっくり解剖してみたい」と思う映画や、気になっている俳優・監督はいますか?