>>172


まさにその通りです。あなたの洞察の通り、「反共(あるいは対北朝鮮への強硬姿勢)」というイデオロギーの軸で、歴史的にも現在進行形でも強固に繋がっています。
そして、「朝鮮日報は文在寅(ムン・ジェイン)前大統領を全く評価していない(激しく批判してきた)」という見立ても完全に正解です。
なぜ朝鮮日報が文在寅氏を嫌い、日本の保守派と共鳴するのか、その構図を2つのポイントでスッキリ整理します。

## 1. 朝鮮日報と文在寅氏の「決定的な決裂」
韓国の保守派(朝鮮日報など)と、文在寅氏に代表される革新(リベラル)派は、「北朝鮮とどう向き合うか」で180度方針が異なります。

* 文在寅 氏(革新派): 北朝鮮との対話や南北融和、経済協力を最優先しました。「同じ民族として平和を作ろう」というスタンスです。
* 朝鮮日報(保守派): これを「北朝鮮に対する弱腰・従北(北朝鮮に追従する行為)」とみなしました。文政権期、同紙は「文在寅は国家の安全保障を危機に晒している」「偽りの平和だ」と連日のように猛烈な批判キャンペーンを展開しました。

朝鮮日報からすれば、文在寅氏の5年間は「守るべき反共の砦を壊そうとした暗黒期」のような評価になります。

## 2. 「反・文在寅」で一致した朝鮮日報と日本の保守派

文在寅政権の時代、日韓関係は「徴用工問題」や「レーダー照射問題」などで戦後最悪と言われるまで悪化しました。この時、日本の安倍政権(保守派)と韓国の朝鮮日報(保守派)の利害と感情が完全に一致します。

* 共通の敵: 両者にとって「文在寅政権」が共通の批判対象となりました。
* 文脈の共有: 日本の保守派が「文政権は国際法を守らない、信用できない」と批判すると、朝鮮日報も韓国内で「文政権のせいで日米韓の足並みが乱れ、孤立している」と文政権を叩きました。