つまり、情報学科を卒業するということは、最低でもこのような
「上っ面の要領の良さ」が身についていることを意味します。
これは馬鹿になりません。 何も身についていないよりも、
上面だけの要領の良さが身についている方 がうんとマシなのです。
何故かというと、工学は個人プレイではなく、チームプレイの世界だからです。
チームプレイでまず大切な事は、その参加者が「同じ言語で話し同じスタイルの
コミュニケーションができること」です。これは全く表面的で形式的な事ですが、
これがうまくできないと、チームに参加することすらできません。
中身が伴っているに越したことはありませんが、中身が無くてもチームに
参加していれば何らかの形で貢献できる。工学ではよく「兵隊」という言葉を
使いますが、兵隊として活躍できるのです。工学部の教育における形式主義は、
「誰でも最低限兵隊にはなれるように」するための、偉大なる(学生の)
品質管理手法だと思います。

さて、数学科はどうでしょうか。私もそうですが、数学の先生というのは
「中身ゼロで形式だけ整えるぐらいなら、始めから何もやらない方がマシだ」
と考える人種だと思います。
ttp://www.ritsumei.ac.jp/se/~takayama/MathEssays/allnot.html