>>778
いや、この映画はパラレルワールドとか過去に戻っての世界線分岐とか
そういうSFとかとは全然違う

私的で詩的な夢想を、幻想的なビジュアルでつづったポエムな映画
SFみたいな理屈や考察とかとは相容れない

この映画のほとんどの話は全てなずなの妄想
なずながロッカーの荷物を引き払いに更衣室にやってきて
自分の名前のシールを剥がそうとして手をとめたシーン
ここから妄想世界がはじまる

もしも、ロッカーにある水着に着替えてプールに行ったらどうだろう?
プール掃除当番のノリ道、ユウスケに出会えるはず
もしも、夏の最後の思い出に、ちょっと好きだったノリ道を花火にさそったら?

こうして始まるなずなの夢想世界にノリ道、ユウスケの妄想が入り混じって
話がどんどん幻想的、支離滅裂になっていく

しかし、打ち上げ花火はどこから見ても丸。それが現実。
どんなに IF の世界を膨らませてもそれは儚い夢。
なずなはプールに行かず、夏祭りにもいかず、淡々と転校していった