あの父親が逃げる理由は説明はできる
何度も殴ろうとして殴れなかったこと
あの場から逃げ出したこと
この二つから父親自身に虐待の自覚がある程度あったことがわかる
言葉による虐待は息子のために必要なことと思い込むことで正当化していた
あの場面ですずを排除してでも子供たちを連れ戻すのが父親にとっては正しいことだったはずなのに
直接的な暴力という最後の一線を越えられなかった
その結果、言葉の暴力を使ってでも子供たちを躾けるのが正しいと言い聞かせていた
自分の中のロジックが崩れて自身の虐待行為と向き合わざるを得なくなった


その描写が陳腐だから評価はできないけど
この作品を肯定している人からもその手の解釈が出ないのが意外