>>427
改めて児童虐待と児相の問題について新聞や専門家、当事者の記事をいろいろ読んでみたけど
今はかなり混とんとした状況になってるようだよ

まず怒鳴るという行為を児相は心理的虐待として認定しうる
子供の目の前での両親のケンカも虐待として扱われることがある
ただし、直接の暴力、心理的な暴力のどちらであっても
虐待かどうかはあくまで児相が判断する
改正児童虐待防止法でしつけ名目の体罰が禁じられたので
暴力については基本的に虐待認定するだろうけど
あざが虐待によるものと判断されるかどうかはケースバイケース

その上で問題となるのがその判断を主に担う担当の児童福祉司の能力
彼らの多くは専門知識があるわけではないただの公務員に過ぎないので
判断力や対応力は経験年数で養うしかない
しかし現実は児童福祉司の半数以上が経験年数3年未満

その結果、保護すべき児童の取りこぼしもあるけれど、不必要な長期の保護も問題化してきている
竜とそばかすの姫で描かれたようなすぐに対応しないケースがあるかというと
48時間ルールによって多くは即日に訪問などの対応がとられる
具体的な住所がわからなくても住基確認で該当しそうな年齢の子供を探して訪問する
そこで子供から虐待と判断できる訴えがあれば親の承諾なしに一時保護が実施される

ただ人手はまったく足りていないのでこうした強制的な業務が負担となってその後の対応がおざなりになるケースはある
必要な保護をしないケースと不必要な保護をするケースのどちらが多いかはわからないが
児童養護施設は入所する子供が定員の9割を切ると経営が厳しくなるという試算があるので
空きがあるときは積極的に入所させようとするインセンティブが働くなんて指摘もあったりと複雑なことになっている

ひとつ言えるのはこの映画の描写は現実の児相が抱える問題とあまりリンクしておらず
いったいどこから引っ張ってきたのか疑問を抱く中途半端なものということ